いじめ・ストーカー撲滅協会の活動

いじめは、子供の世界だけでなく、会社、ママ友、町内会、等、様々なシーンで存在します。弱い子供、大人をターゲットにして陰湿に行われていることが現状です。中には、いじめを行っているという意識がなく悪ふざけがエスカレートし相手を傷つけ、それがいじめになっているということがわからない稚拙な輩も多く存在します。

しかし、悪ふざけ、という言葉が通用するわけがなく、被害者が不愉快に思い「心身の苦痛を感じて、いじめだと思えばいじめになる」事は言うまでもありません。

最近では、旭川市の女子中学生が壮絶ないじめを受け命を絶ちました。命を絶つ前に周りの人間は何らかの対応をする事が出来なかったのか、私に相談してくれていたら助けられたのにと思えば残念で仕方ありません。

私は、２０１１年１０月滋賀県大津市で中学２年生の男子生徒が、これも壮絶ないじめを受けた挙句自殺しました。私は、この時、警察出身の国会議員として社会問題になっている「いじめ」に対する法律が無いのはおかしいと思い、いじめを罰する法律を作成することを決めました。

文部科学省、警察庁、法務省、衆議院法制局、有識者等で約６か月間もの間、熟慮を重ね法案を作り上げ２０１３年６月「いじめ防止対策推進法」が可決成立しました。

いじめは、大津市の事件や旭川の問題だけではありません。これまで多くのいじめによる自殺者が出ています。私は、いじめによる死者をゼロにしたいと思っております。

そこで、いじめを撲滅するＮＰＯ法人を設立いたしました。いじめを認知すればすぐに現場に赴き被害者から状況を聞き取り、御家族の意向も踏まえながら、すぐに被害者を保護し、先ずは自殺行為を食い止める措置をとります。

被害者と加害者の隔離をし被害者の登校の停止と共に特例措置として転校の手続きを進めつつ、いじめをエスカレートさせた原因はどこにあったのか解明させなければなりません。同時に加害生徒の処分、担任教員、学校長、教育委員長、から聞き取り調査をします。

今まで、被害者の殆どは事前に何度もＳＯＳを出していました。しかし、それを教育者は無視していました。更に事件が発生すれば責任を逃れるために隠蔽しようとします。教育者にあるまじき行為です。隠蔽した教育者には、しっかと処分を下さなければなりません。自治体の首長、または、文部科学大臣に報告して、教職員の処分をすべきだと考えております。

いじめから目を背け見て見ぬふりをするような教員は、教職員としてあるまじき人物であり、適切な生徒指導を怠り職務を放棄するような人材は教育者として適さないと考えます。大人社会でのいじめについても対応します。私は、いじめを撲滅するため全身全霊をかけて活動してゆきたいと思っております。

ストーカーもいじめと同様、日本の大きな社会問題のひとつです。ストーカーを決して甘く見てはいけません。ストーカーは、ある日突然、一方的に好きになり、その気持ちは日増しにエスカレートし、その結果、殺人事件や性犯罪事件に発展すことが少なくありません。

ストーカーを行う人物というのは、異常性癖のひとつであり、この行為を事前に防ぐことは不可能です。ということは、被害者が気付いた時点で早期の被害相談が必要です。警察に届け出するレベルではないが不安だという時に私達が作る協会は、先ずプロの警察ＯＢが被害の状況を詳しく聞き取り、その被害の状況に応じて対応策を判断します。

いきなり警察に届出をすることに勇気がなく躊躇する方に対して的確なるアドバイスをします。私達プロ集団が事件の悪化を防ぎ、解決をしてゆきたいと思います。

日本で発生する殺人事件は、その殆どが知人による怨恨によるものです。容疑者逮捕後の取り調べで分かることは、根本はストーカー行為から殺してしまったという事件が少なくありません。

最近、印象に残る事件としては、大阪市北区天神橋のパブ経営者の２６歳の女性が店内で殺害されていました。この事件は常連客であった５６歳の男が一方的に恋愛感情を抱き、相手にされなくなったことから殺害した事件です。

更には、山梨県甲府市で深夜に民家に侵入した男が、１階で就寝していた夫婦を殺害し可燃物に火を付けて放火しました。容疑者逮捕後の取り調べで、事件当時２階で就寝していた姉妹の女性に一方的に恋愛感情を抱いたが、ＬＩＮＥの送信を無視されたという理由で殺人事件に発展しました。姉妹は２階のベランダから逃げ、難を逃れたという事件でした。 　

どの人物がストーカー気質を持っているかは外見では分かりません。自身が最初の頃はストーカー被害にあっていることすら気付いていない人もいます。その為、突然ストーカー被害者になるかもしれません。

ストーカーには「ストーカー規制法」という被害者を守る法律があるので被害に遭っているかもしれないと思った時点で早期の相談が必要です。緊急を要する場合は警察に通報し、緊急でない場合は、私達がその一翼を担いと考えています。手遅れにならないように私達は生命と身体を守ります。